2020/03/29
FM-7のZ80スロットを使う拡張カードII実践編PART7
実践編PART6 以降に進展したことを追加します。内容は「Arduino(ATmega2560)」をFM-7のバスから切り離し、制御を
「6809」に戻す処理においてF-BASICに戻らないことが多かったのですが
高確率でF-BASICに戻るようになりました。この機能の仕上げは相互リンク
させて頂いている、Old68fun様の試みによるものです。尚Old68fun様の
御好意によりスケッチは当方が管理するonedriveに置く許可を頂きました
ので、利用する際は下のリンクからダウンロードして下さい。
sketch_FM7_ATmega2560V2_20200319-4.info.ino
https://onedrive.live.com/?authkey=%21Aln7kHlkHDL28EE&cid=6357DCB7DCA88133&id=6357DCB7DCA88133%21250&parId=6357DCB7DCA88133%21108&o=OneUp
これに伴い、当カードに対応した以前のスケッチは削除しました。
sketch_FM7_ATmega2560V2.info.ino
注意点として sketch_FM7_ATmega2560V2_20200319-4.info.ino は
Q信号を ATmega2560 の D11 を使っていますが D10 を使う時は下のように
変更して下さい。
#define QB_OUT 10 // QB_OUT port 20200225
// #define QB_OUT 11 // QB_OUT port 20200225
この辺りブログでも取りあげてるように最初の頃「Q信号」の重要性の認識不足に
よる試行錯誤の影響ですが、回路図の整合性とで注意をお願いします。
また、本カードの経緯、今回の修正である制御を「6809」に戻す処理において
リフレッシュ信号を視覚的に分析した詳細はOld68fun様のブログに説明されて
います。Old68fun様、有難うございました。
https://flexonsbd.blogspot.com/2020/03/fm-740parduinomega2560.html
機能追加 2020/03/30(月)
1)FM-7のメモリ検査機能
2)ブートROM内容の出力
スケッチ:sketch_FM7_ATmega2560V2_20200329-4.info.ino
https://onedrive.live.com/?authkey=%21Aln7kHlkHDL28EE&cid=6357DCB7DCA88133&id=6357DCB7DCA88133%21251&parId=6357DCB7DCA88133%21108&o=OneUp
スケッチ以外にも画像もあった方が判りやすいでしょうか。
https://imgur.com/a/mQHgvjp
1)画像:FM-7のメモリ検査機能
メモリに異常がなければ Check_memory-start 以降は、単に
「Hi_address」をカウントして行くだけです。
メモリに異常があると判ってるFM-7で該当アドレスを表示しています。
画像でターミナルに出力している「address 18ab」のアドレスです。
ターミナルの左側の写ってる部分は対応するスケッチのコードです。
因みに、このFM-7のメモリに異常があることは既に判っていましたが
具体的なアドレスが判明したのは今回初めてです。他に2箇所ありました。
尚、検査したDRAMのアドレスはスケッチを確認すれば判ると思いますが
16進数で$1000から$8000の区間です。この辺りはスケッチを変更して
各々のFM-7の状況に合わせて適宜変更して下さい。
2)画像:ブートROM内容の出力
結果をArduinoMega2560カードとFT245RLカードで比較してみました。