2021/01/25
RS232のように2台の通信機器を接続する際に確りと信号が
相手側に伝わっているのか?と言う問題が発生することが
あります。そのような時に使うツールとして出てくるのが
今や価格も粉れて来た感のあるロジックアナライザーです。
ロジックアナライザーの使用時に信号の取り出し方を復習を
兼ねてメモ(画像)しておこうと考えました。amazon等の
通信販売を利用すれば千円強で購入できると思います。また
同時に「評価」も高い点数、低い点数とも参考になります。
<作業手順の画像>
https://imgur.com/a/RtClgRe
いつものように「imgur」を利用させて貰いましたが
いつもの如く期待した通りの順番になりませんでした。
上位に来て欲しかった画像が下から3番目で、作業順に
上に行くようになりました。
<作業の手順>
1)先ずは、ラッピング用ワイヤーをストリップ(皮膜剥き)
しますが作業する方が裸になる訳ではありません。事前
にニッパーを使いワイヤーを程良い長さに切って下さい。
因みに昨年はストリッパー付きのラッピングツールの存在を
知らず義歯(前歯)で皮膜剥きを100回程、繰り返しましたら
折ってしまい、治療に3ヶ月、治療費に5万円程かかり、文字
通り痛い思いをしました。夕食に出た焼き餃子を食べた時に
折りましたが痛かったです。賢明策として2千円強のツールを
買いましょう。
2)次にラッピングツールを端子に巻き付けましょう。皮膜
のない部分をラッピングツールの先端の窪みに入れて回せば
抵抗なく回る筈です。力が入るようだと皮膜部を巻き込んで
いますので端子を歪める可能性があります。再度、皮膜の
ない部分だけが窪みに入っているかの確認をして下さい。
ラッピングツールの先端の窪みに入れる作業は他のサイトを
参考にして下さい。
3)ワイヤーの巻き付けが終わったらロジックアナライザーの
クリップをワイヤーの、もう一方の先端を挟んで下さい。尚
クリップの頭を押せば挟むためのフック状の金属が見えます。
4)ここまでがロジックアナライザーを使う前の段取りに
なります。この後は定番の「PulseView」を使えば信号の
可視化ができます。なので「PulseView」の使い方は説明
しません。(うろ覚えで説明できないと言った方が正確です)
5)画像に出て来た「FT232」について
正規品ではないかも知れません。中国より1個200円で購入
しました。しかし Windows7 でも Linux でも問題なく
使えてます。FDDエミュレーター(GOTEK)のファームを
Windows7 で書き替えた際に画像のように接続しました。
尚、FDDエミュレーター(GOTEK)自体も昨年11月に中国
より1個2000円程で購入しました。(送料別)当ブログで
何回か登場して頂いてますが「Old68fun」さま製作の
FDD用の「StepDoubler基板」と組み合せて使えば、AT
互換機用のFDDを流用できますのでFM-7使いとして一生
FDDの故障を心配することはなくなります。
<おまけ>
先週の土曜から昨日まで住んでるマンション町内会主催の
「アイスキャンドル」の夜景です。今年はコロナの影響が
あり例年より規模を縮小しました。2週間前から用意する
「アイスキャンドル」用の「氷作り」でお手伝いしました。
尚、2枚とも「アイスキャンドル1」としたのは失敗です。
それではまた。
<補足>:2021/01/25(月) 23:10:00
1)基板波形を取得したい端子とロジックアナライザを接続する際は
必ず電源が入っていない状況で接続下さい。故障の原因になります。
2)ロジックアナライザのGNDプローブに接続されたグラバーと
基板上のGND端子を接続します。説明では測定する一箇所の端子のみ
でしたのでGND同士の接続もお忘れなく。