「2021/01/24」に公開したユーティリティの修正です

不具合の現象はメモリイメージ転送の「PC → FM」で生じる
可能性があります。この要因として遅いPCを使ってる場合に
FM-7側のコードが、PCから送ってくるデータが多少でも途切
れるとデータがないと判断し処理を終了してました。なので
後続のデータを取得するために、ある程度の待ちを入れま
した。本来は当初より、この仕様にすべきでしたが手探りで
コードを作成して、たまたま動いたコードで問題ないと判断
してしまいした。尚、手直したコードは下にあります。
https://onedrive.live.com/?authkey=%21Aln7kHlkHDL28EE&id=6357DCB7DCA88133%21108&cid=6357DCB7DCA88133

「FDIMG_FM20210130.dat」です。尚、この件でWindows用の
「FDDIMG_RW77」に変更はありませんがローダーで修正があります。
下の、$2004(末尾 + 1)の部分で「6A80」を「6A90」にして下さい。
https://imgur.com/a/2zOBSPs

それではまた。
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ロジックアナライザーを使う前の段取り

RS232のように2台の通信機器を接続する際に確りと信号が
相手側に伝わっているのか?と言う問題が発生することが
あります。そのような時に使うツールとして出てくるのが
今や価格も粉れて来た感のあるロジックアナライザーです。

ロジックアナライザーの使用時に信号の取り出し方を復習を
兼ねてメモ(画像)しておこうと考えました。amazon等の
通信販売を利用すれば千円強で購入できると思います。また
同時に「評価」も高い点数、低い点数とも参考になります。

<作業手順の画像>
https://imgur.com/a/RtClgRe

いつものように「imgur」を利用させて貰いましたが
いつもの如く期待した通りの順番になりませんでした。
上位に来て欲しかった画像が下から3番目で、作業順に
上に行くようになりました。

<作業の手順>
1)先ずは、ラッピング用ワイヤーをストリップ(皮膜剥き)
しますが作業する方が裸になる訳ではありません。事前
にニッパーを使いワイヤーを程良い長さに切って下さい。
因みに昨年はストリッパー付きのラッピングツールの存在を
知らず義歯(前歯)で皮膜剥きを100回程、繰り返しましたら
折ってしまい、治療に3ヶ月、治療費に5万円程かかり、文字
通り痛い思いをしました。夕食に出た焼き餃子を食べた時に
折りましたが痛かったです。賢明策として2千円強のツールを
買いましょう。

2)次にラッピングツールを端子に巻き付けましょう。皮膜
のない部分をラッピングツールの先端の窪みに入れて回せば
抵抗なく回る筈です。力が入るようだと皮膜部を巻き込んで
いますので端子を歪める可能性があります。再度、皮膜の
ない部分だけが窪みに入っているかの確認をして下さい。
ラッピングツールの先端の窪みに入れる作業は他のサイトを
参考にして下さい。

3)ワイヤーの巻き付けが終わったらロジックアナライザーの
クリップをワイヤーの、もう一方の先端を挟んで下さい。尚
クリップの頭を押せば挟むためのフック状の金属が見えます。

4)ここまでがロジックアナライザーを使う前の段取りに
なります。この後は定番の「PulseView」を使えば信号の
可視化ができます。なので「PulseView」の使い方は説明
しません。(うろ覚えで説明できないと言った方が正確です)

5)画像に出て来た「FT232」について
正規品ではないかも知れません。中国より1個200円で購入
しました。しかし Windows7 でも Linux でも問題なく
使えてます。FDDエミュレーター(GOTEK)のファームを
Windows7 で書き替えた際に画像のように接続しました。
尚、FDDエミュレーター(GOTEK)自体も昨年11月に中国
より1個2000円程で購入しました。(送料別)当ブログで
何回か登場して頂いてますが「Old68fun」さま製作の
FDD用の「StepDoubler基板」と組み合せて使えば、AT
互換機用のFDDを流用できますのでFM-7使いとして一生
FDDの故障を心配することはなくなります。

<おまけ>
先週の土曜から昨日まで住んでるマンション町内会主催の
「アイスキャンドル」の夜景です。今年はコロナの影響が
あり例年より規模を縮小しました。2週間前から用意する
「アイスキャンドル」用の「氷作り」でお手伝いしました。
尚、2枚とも「アイスキャンドル1」としたのは失敗です。

それではまた。

<補足>:2021/01/25(月) 23:10:00
1)基板波形を取得したい端子とロジックアナライザを接続する際は
必ず電源が入っていない状況で接続下さい。故障の原因になります。

2)ロジックアナライザのGNDプローブに接続されたグラバーと
基板上のGND端子を接続します。説明では測定する一箇所の端子のみ
でしたのでGND同士の接続もお忘れなく。



FM-7用データ転送基板を使った新ユーティリティの紹介です

FDメディアをWindowsPCに保存する際に「NDitt」等のツールを
利用すると思います。自分も2ヵ月程前に利用させて貰いました。
http://papicom.net/p6v/tool.html

尚「NDitt」はレトロPCのFDメディアから「D88形式ファイル」を
作成するツールです。ただ最近は「FDC」機能を搭載していない
M/Bが大半で「FDC」を前提に使用する上記の「NDitt」等を使う
際には制約があります。そのような状況下で「Old68fun」さまが、
FM-7用FDDを前提として使うのであればWindowsPCに「FDC」は
必要ない使い方を公開されました。更に、拙作「FT245カード」を
使えば速度的な改善があるのではと言う予測をされ、そうならばと
「Old68fun」さまの御支援がありましたので、試作的なコードで
確かめました所、大きな問題にも遭遇せず、目的が達成できました。
下はWindowsPC側は「Old68fun」さまが担当しFM-7側は当方です。
「Ndittを使用しないでGOTEK用のHFEファイルを作成する」
https://flexonsbd.blogspot.com/2020/12/ndittgotekhfe_11.html

上のような経緯があって今回のユーティリティも「Old68fun」さまの
FDDに関する深い造詣と御指導・御支援があり機能の拡充をしました。
そのような背景からソフトの著作権は「Old68fun」さまと当方の両名
とさせて頂きました。ソフトの配布・利用は非商用であれば自由です。
また、拙作「FT245基板」は少数ですが「Old68fun」さまが保管して
ますので問い合わせて下さい。部品代を含めて3000円程の費用で製作
可能です。ただし拙作「FT245基板」、今回のユーティリティとも
利用により、利用者に不都合・不利益が生じても「Old68fun」さまも
当方も免責とさせて頂きます。

【1】「FDDIMG_RW77」の概要
(1)拙作「FT245カード」とFM-7(77)のFDDを使い
FDイメージより「D88(77)形式ファイル」を作成します。

(2)FDイメージをPCに送ったり、逆にPCにあるFDイメージを
FM-7(77)のFDメディアに書き込んだりします。

(3)FM-7(77)のメモリイメージも同様にデータをPCに
送信したり逆にPCからデータを受信してメモリに展開します。

【2】具体的な使い方と、他の機能、ソフトの所在について
「Old68fun」さまのサイトを参考にして下さい。
https://flexonsbd.blogspot.com/2021/01/ft-245.html

【3】質問は当掲示板でも応えます
ただし判らない点については判りませんと応える可能性があります。

【4】既に数人の方には事前にテストして頂います。

【5】参考情報(秋月の取扱説明書だけでは判り難いので)
FTDI「FT245RL」モジュールのバッファはFM-7から見た送信
(Windowsでは受信)バッファが256バイト、Windows側から
見た送信(FM-7から見た受信)バッファは128バイトあります。

それではまた。

プロフィール

vehwk3yxv7hw

Author:vehwk3yxv7hw
今から40年近く前に発売されたFM-7
と言う8ビット機のデータ管理を
現行PCでできるようにしましたが、
この程度の作業でも1年以上かかり
ました。とは言え現行PCでデータが
管理できれば昔のPCでも間接的とは
言えインターネットに接続してると
考えました。昔からFM-7用基板を
製作したい思いもありました。
FM-7の機能追加としてソフト的に
あと一つ残ってます。某ブログを
利用し公開してましたけど閉鎖に
伴いココを新発信基地とします。
思いはFM-7のハードに止まらず
昔のゲーム機の機能も拡張も考えて
います。尚写真は30年以上前です。

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