FM-7用データ転送基板用ユーティリティのインストール方法

知識が狭いので万年、特定ハードから脱却できない状況が続いています。
そのような状況ですがOld68funさまに基板をより有効に使う方法を考えて
頂いた上にソフト開発においても共同作業をしたことで汎用性が更に増した
と思いましたので再度、基板の客観的な評価を知りたくなりました。
と言うことで今回もOld68funさまの代行でオクに出品して頂きました。
幸い前回より高評価で落札して下さる方がいましたので御礼申し上げる
次第です。また度重なる依頼を今回も引き受けて頂き、Old68funさまに
感謝する次第です。
<FT-245カード用の転送ソフトの使い方>
https://flexonsbd.blogspot.com/2021/04/ft-245.html
尚、今回落札できなかった方は基板はありますので問あわせて下さい。

今回はFDにFM-7用ソフトがセーブされていましたが、自作される方に
基板対応ソフトのインストール方法を紹介します。本来はWAVEデータ
にすればデーターレコード用ケーブルを使い、ロードできる可能性が
ありますが自分でWAVEデータ作成を何回か試みて失敗してます。保存
してるXpパソコンで音源ドライバーが上手くインストールできません。

<インストール方法>
尚、事前にハードの設定は終わってるものとします。

1)下の画像を参考にしてFM-7に「$2008」から「$2035」のデータを
入力して下さい。この作業後にFDDなりカセットにセーブして下さい。
https://imgur.com/a/2zOBSPs

これ以降の手入力はスタートアドレス、エンドアドレス(+1)以外は
ありません。スタートアドレスは「$2002」からの2バイトに設定します。
また、エンドアドレス(+1)は「$2004」からの2バイトに設定します。
「$2002-$2003」に「#$6A00」、「$2004-$2005」に「#$6A90」を設定
して置いてください。

2)下より「FTD_LDER2_20210417.dat」と「FDIMG_TMP20210417.dat」
をダウンロードして下さい。「Release」の下にあります。
https://onedrive.live.com/?authkey=%21Aln7kHlkHDL28EE&id=6357DCB7DCA88133%21113&cid=6357DCB7DCA88133
同じ操作を二度行いFM-7用ソフトをWindowsPCよりFM-7に転送します。

また、Windows用ソフトの「FDDIMG_RW77.zip」をダウンロードして
解凍してください。解凍後に「FDDIMG_RW77.EXE」はWindowsの作業
ファルダに置き起動して下さい。メニューの「ファイル」をクリックして
「FTD_LDER2_20210417.dat」を選択して下さい。タイトルバーに
ファイル名が表示されています。次に「データ転送」をクリック後に
「送信」を(クリックして)選択します。これでWindows側の操作は
一旦は終了です。次にFM-7で「EXEC &H2012 <リターン>」とすると
FM-7のアドレス「$6A00」から「FTD_LDER2_20210417.dat」の
イメージが展開されています。このコードがメモリを「PC ←→ FM」間で
転送するルーチンになります。

3)次にFM-7の「$6A02-$6A03」に「#$6700」、「$6A04-$6A05」に
「#$6900」を設定して置いてください。この操作後にWindowsの作業に
戻り、「ファイル」をクリックして「FDIMG_TMP20210417.dat」を
選択して下さい。タイトルバーにファイル名が表示されていますが前回
と同様に「データ転送」をクリック後に「送信」を選択します。
この操作後は再度FM-7に戻り「EXEC &H6A12 <リターン>」とすると
FM-7のアドレス「$6700」から「FDIMG_TMP20210417.dat」の
イメージが展開されています。FM-7のFDDを操作するルーチンになります。

通常使用であれば「$6700」から「$6A8F」をバイナリ(マシン語)データ
としてセーブしておいて下さい。尚「$6900-$69FF」間はFDDデータ用です。

4)更にFM-7用にBASICのメニューソフトもあります。BASICは(も?)
苦手ですので最低限のメニューを用意しましたが、このソフトもアッサリと
Old68funさまに使い易いように更新して頂いています。上記のonedrive
に「FM7FDUI2.zip」がありますので解凍すると「FM7FDUI2.DAT」に
なります。これをWindows用ソフトとしておいて置いて下さい。次に
FM-7の「$6A02-$6A03」に「#$5000」、「$6A04-$6A05」に「#$5600」を
設定しておいてください。この操作後にWindowsの作業に戻り、
「ファイル」をクリックして「FM7FDUI2.DAT」を選択して下さい。
タイトルバーにファイル名が表示されていますので「データ転送」を選択後に
「送信」を選択します。再度FM-7に戻り「EXEC &H6A12 <リターン>」と
するとFM-7のアドレス「$5000」から転送したデータが展開されています。
最後に「EXEC &H5000 <リターン>」した後にシンタックスエラーと
出ますが構わずFM-7で「LIST」とするとBASICのリストが表示されます。
こちらのソフトはBASICプログラムとしてセーブして下さい。

尚、これ以降の操作は「FDDIMG_RW77の使い方」を参照して下さい。

何か質問があれば掲示板でお問い合わせ下さい、それではまた。
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プロフィール

vehwk3yxv7hw

Author:vehwk3yxv7hw
今から40年近く前に発売されたFM-7
と言う8ビット機のデータ管理を
現行PCでできるようにしましたが、
この程度の作業でも1年以上かかり
ました。とは言え現行PCでデータが
管理できれば昔のPCでも間接的とは
言えインターネットに接続してると
考えました。昔からFM-7用基板を
製作したい思いもありました。
FM-7の機能追加としてソフト的に
あと一つ残ってます。某ブログを
利用し公開してましたけど閉鎖に
伴いココを新発信基地とします。
思いはFM-7のハードに止まらず
昔のゲーム機の機能も拡張も考えて
います。尚写真は30年以上前です。

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