FT245通信カードを使ったRAMディスクカードの検査

<概要>
FT245通信カードはWindowsPCとFM-7の間でデータやFDDイメージが
相互に転送ができますが、その機能を使いRAMディスクカードの検査を
行う内容になります。RAMディスクカードに搭載されている512Kバイトの
「RAM」を検査したい思いから制作しました。

<使い方>
(1)下のリンク先から「RAMDK_CheckDATA.zip」を入手して解凍して下さい。
https://onedrive.live.com/?authkey=%21AAYw2tf9YTW2SLo&id=6357DCB7DCA88133%21284&cid=6357DCB7DCA88133

(2)「RAMDK_55DATA20220805.dat」と「RAMDK_AADATA20220805.dat」があります。

(3)この2本のをデータファイルを、1本毎にWindowsPCからRAMディスクカードに送信し
その操作後にFM-7のRAMディスクカードからデータを送り返し、FDDの照合機能を使います。

(4)データが一致すれば、RAMディスクカードは正常です。因みにデータファイルの
全セクタが「55」、「AA」になっていて、RAMに確実に書き込まれたかを確認します。

(5)本来はSOP用のソケットが安価に販売されていれば半田付けする前に使いたい所ですが
検査用のSOPソケットは7000円程らしく気軽には使えません。半田付け後で仕方ないかなと。

<2022/08/30追加・補足>
(6)全セクタが「55」、「AA」であるデータファイルをWindowsPCからFDメディアに
書いてから、その内容をWindowsPCに転送しFDDの照合機能を使えばFDの検査にもなります。
フォーマット機能はありませんのでフォーマット済みのFDで御利用下さい。
尚、最近はFDメディアも高騰しているらしく何とも困っています・・・

(7)蛇足かも知れませんが、RAMディスクにしてもFDメディアにしても内容がある時は
先ずはバックアップをお忘れなく。全セクタの中身を「55」、「AA」にしますので。

それではまた。
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統合化ユーティリティーの続き

前回の「FT245通信カードとRAMディスクカード」の機能を持つ統合化カード
の使い方の続編になります。

ただし統合化カードの実装にはSOP、SSOPの半田付けがありますので
高度な半田付け技量が求められます。(DIPで何とか水準の自分では無理です)

1)FM-7用の「FT245通信カード」か「FT245通信とRAMディスク」の機能を
持つ統合化カードが必要です。更に専用のユーティリティーが記録されている
FD(当然、市販はしてません)が必要です。

2)「FT245通信カード」用のユーティリティーがない時は下記から「FDIMGFM2.DAT」を入手して下さい。
https://onedrive.live.com/?authkey=%21AAYw2tf9YTW2SLo&id=6357DCB7DCA88133%21284&cid=6357DCB7DCA88133

3)「FT245通信カード」用のユーティリティーがあれば「PC → FDD」の操作は
BASICメニューからできます。「FDIMGFM2.DAT」がFM-7のメモリにあれば
「&H6750 リターン」だけでも実行可能です。「FDIMGFM2.DAT」がFM-7の
メモリになければ下の転送ユーティリティーを使い、2段回で転送可能です。
https://imgur.com/a/2zOBSPs

「FDIMGFM2.DAT」は912バイトあり、1回で送信できない(失敗時)時は数回に分て
転送して下さい。データ転送用ユーティリティのインストール方法を参考にして下さい。
https://vehwk3yxv7hw.blog.fc2.com/blog-date-202104.html

配置アドレスは「$6700-$6A90」にして下さい。

4)最終的に340Kバイトの「RAM_IMGFMX_20220810.DAT」をFM-7(77)のFDに
記録できれば作業は完了します。前回の時点ではBASICメニューまで手が回りません
でしたが、FDD、RAMディスクのメンテナンスユーティリティとして補強しました。
中身は「RAM_IMGFMX_20220810.DAT」を復元したFDで確認できますが
RAMディスクドライバ(XRAMDK77)を著作権の関係で同梱できませんので、
BASICメニューからの操作で、RAMディスクドライバをアクティブにする
コマンドに「REM」を挿入してます。尚、当ブログにドライバの説明として
「512K_RAMディスクのドライバの説明」を用意してます。当ブログでも
1984年11月号のOH!FM誌に掲載された「轍名 聡」氏のコードを一部流用してる
と何度も書いていますが「512K_RAMディスクのドライバ」を希望する方には
有料で検討します。明細は「轍名 聡」氏への著作権料の預り分、手数料です。
尚、書き換え可能なFDを同梱して頂くことも前提になります。

5)Windows用ソフトの「FDDIMG_RW77.EXE」と連携して機能します。

6)尚、統合化ユーティリティーは「FT245通信カード」と「RAMディスクカード」
がそれぞれ独立してる時でも動作は確認してます(この確認が早いです)

内容について質問があればブログにお願いします。判る範囲で、お応えします。
ただ、当ブログを頻回には見てませんので1ヶ月間、放置するかも知れません
ので悪しからず。でそれではまた。

プロフィール

vehwk3yxv7hw

Author:vehwk3yxv7hw
今から40年近く前に発売されたFM-7
と言う8ビット機のデータ管理を
現行PCでできるようにしましたが、
この程度の作業でも1年以上かかり
ました。とは言え現行PCでデータが
管理できれば昔のPCでも間接的とは
言えインターネットに接続してると
考えました。昔からFM-7用基板を
製作したい思いもありました。
FM-7の機能追加としてソフト的に
あと一つ残ってます。某ブログを
利用し公開してましたけど閉鎖に
伴いココを新発信基地とします。
思いはFM-7のハードに止まらず
昔のゲーム機の機能も拡張も考えて
います。尚写真は30年以上前です。

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