FM-7用データ転送基板を使った新ユーティリティの紹介です

FDメディアをWindowsPCに保存する際に「NDitt」等のツールを
利用すると思います。自分も2ヵ月程前に利用させて貰いました。
http://papicom.net/p6v/tool.html

尚「NDitt」はレトロPCのFDメディアから「D88形式ファイル」を
作成するツールです。ただ最近は「FDC」機能を搭載していない
M/Bが大半で「FDC」を前提に使用する上記の「NDitt」等を使う
際には制約があります。そのような状況下で「Old68fun」さまが、
FM-7用FDDを前提として使うのであればWindowsPCに「FDC」は
必要ない使い方を公開されました。更に、拙作「FT245カード」を
使えば速度的な改善があるのではと言う予測をされ、そうならばと
「Old68fun」さまの御支援がありましたので、試作的なコードで
確かめました所、大きな問題にも遭遇せず、目的が達成できました。
下はWindowsPC側は「Old68fun」さまが担当しFM-7側は当方です。
「Ndittを使用しないでGOTEK用のHFEファイルを作成する」
https://flexonsbd.blogspot.com/2020/12/ndittgotekhfe_11.html

上のような経緯があって今回のユーティリティも「Old68fun」さまの
FDDに関する深い造詣と御指導・御支援があり機能の拡充をしました。
そのような背景からソフトの著作権は「Old68fun」さまと当方の両名
とさせて頂きました。ソフトの配布・利用は非商用であれば自由です。
また、拙作「FT245基板」は少数ですが「Old68fun」さまが保管して
ますので問い合わせて下さい。部品代を含めて3000円程の費用で製作
可能です。ただし拙作「FT245基板」、今回のユーティリティとも
利用により、利用者に不都合・不利益が生じても「Old68fun」さまも
当方も免責とさせて頂きます。

【1】「FDDIMG_RW77」の概要
(1)拙作「FT245カード」とFM-7(77)のFDDを使い
FDイメージより「D88(77)形式ファイル」を作成します。

(2)FDイメージをPCに送ったり、逆にPCにあるFDイメージを
FM-7(77)のFDメディアに書き込んだりします。

(3)FM-7(77)のメモリイメージも同様にデータをPCに
送信したり逆にPCからデータを受信してメモリに展開します。

【2】具体的な使い方と、他の機能、ソフトの所在について
「Old68fun」さまのサイトを参考にして下さい。
https://flexonsbd.blogspot.com/2021/01/ft-245.html

【3】質問は当掲示板でも応えます
ただし判らない点については判りませんと応える可能性があります。

【4】既に数人の方には事前にテストして頂います。

【5】参考情報(秋月の取扱説明書だけでは判り難いので)
FTDI「FT245RL」モジュールのバッファはFM-7から見た送信
(Windowsでは受信)バッファが256バイト、Windows側から
見た送信(FM-7から見た受信)バッファは128バイトあります。

それではまた。
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コメント

D88化できました

FT245カードとFDDIMG_RW77を使ってF-BASICの3.5インチFDを全てD88化できました。
これまでは5インチFDはDITTでD88化できていたのですが3.5インチはできていなかったので助かりました!
FDDIMG_RW77の一層の多機能化も期待しています^^

コメントありがとうございます

今までのコードの見直し等をしていましたらコメントを見逃していました。
このサイトに訪問する方が極少数ですので、自分がこのブログを見るより
かべきんさんのブログに訪問する回数が多いです。尚、あまり使わない
機能かも知れませんがメモリイメージの「PC → FM」の転送で不具合が
発生する可能性があります。修正したFM-7側コードはこれから公開する
記事に書いておきます。それではまた宜しくお願いします。
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プロフィール

vehwk3yxv7hw

Author:vehwk3yxv7hw
今から40年近く前に発売されたFM-7
と言う8ビット機のデータ管理を
現行PCでできるようにしましたが、
この程度の作業でも1年以上かかり
ました。とは言え現行PCでデータが
管理できれば昔のPCでも間接的とは
言えインターネットに接続してると
考えました。昔からFM-7用基板を
製作したい思いもありました。
FM-7の機能追加としてソフト的に
あと一つ残ってます。某ブログを
利用し公開してましたけど閉鎖に
伴いココを新発信基地とします。
思いはFM-7のハードに止まらず
昔のゲーム機の機能も拡張も考えて
います。尚写真は30年以上前です。

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